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釣り掲示板＠秋田ring
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秋田の鯰人
871:鯰特捜隊 隊長 12/21 18:34 wlLVNZKA 私は父の財布から二万三千円を抜き取り <br /> 家を出た <br /> ボイン探しの放浪である <br /> しかし <br /> いつしか金もつきて私は多摩川に流れ着いた <br /> 空き缶拾いや自販機の小銭拾いをして生き延びたが、どうにもならなくなって警備員の仕事を始めた。そこで知り合ったのが鯰道夫というチンピラ風の男だった・・・ <br /> <br /> つづく
872: 12/21 18:35 wlLVNZKA それから1ヶ月後東京に馴染めなかった私は故郷に戻った <br /> とあるデパートでまた警備の仕事にありつけた。退屈な日々、しこるしかない青春。 <br /> そんな腐った日常で彼女と出会った <br /> <br /> つづく
873:鯰特捜隊 隊長 12/21 18:35 wlLVNZKA スタイリッシュ化するバス釣りに別れをつげた私は鯰釣りを始めた <br /> 身体はスタイリッシュとは逆にどんどんファト化していき <br /> 私はダイエットをすることを決断した <br /> 当時韓流アイドルの間で流行っていた食べて痩せるゼリーを買いに薬局に行った時だった <br /> 私は一目見てまるで雷に射たれたような衝撃を受けたのだ <br /> ホルスタインクラスのボインの薬剤師がにっこりと微笑んでいたのだ！！ <br /> <br /> つづく
874:鯰特捜隊 隊長 12/21 18:36 wlLVNZKA 私は一瞬で恋におちた。毎日物陰に隠れて彼女を見守った <br /> そしてシコシコシコ <br /> 変質者だが、私は警備員、怪しむものなどいなかった。猫のマスクを被って変装してたこともあり、次第に彼女からエサをもらえるようにもなった。 <br /> キャットではなくドックフードなのが腑に落ちなかったが、私は彼女との距離を縮めていった <br /> <br /> 東京の鯰 道夫（なまず みちお）から連絡があったのはその頃だった・・。 <br /> <br /> つづく
875:鯰特捜隊 隊長 12/21 18:37 wlLVNZKA 電話に出ると、道夫からだった <br /> 道夫は興奮して口早にスカトロに興味はあるか？あったら、折り返してくれ <br /> と言って、プツッと電話が切れた <br /> 私は怖くなって、その夜はboaを聴きながら布団に入ったが <br /> その夜は一睡もできなかった <br /> <br /> 次の日の出来事である・・ <br /> <br /> つづく
876:鯰特捜隊 隊長 12/21 19:17 wlLVNZKA 睡眠不足のまま <br /> 私は警備の仕事に行った <br /> 朝食はボイン薬剤師の与えてくれるドックフードだった <br /> 私はニャンニャンと鳴いたあとワンワンと吠えた <br /> <br /> 私は犬ではない猫なのだ <br /> 気付いてください <br /> 可愛いボインちょん <br /> <br /> しかしボインちょんは私のことをコロとよんだ <br /> ワンワンキャイ〜ン <br /> <br /> そのとき道夫からの携帯が鳴った・ <br /> <br /> つづく
877:鯰特捜隊 隊長 12/21 19:18 wlLVNZKA もしもし、なまず道夫だけど、スカトロの答え <br /> どうなった？興味あるなら、詳しく説明するから <br /> と一方的に言って切れた <br /> 訳がわかない <br /> <br /> 当惑しながら振り向いた瞬間 <br /> ボインちょんに一人の男が近づくのが目に入った <br /> <br /> その男は私の知り合いだった <br /> いや部下と言うべきか <br /> 隊の副隊長だった <br /> 同じスーパー内で花屋を営んでおり <br /> 女に手を出すのが早く、サティの夜の帝王と噂されていた <br /> <br /> 副隊長はボインちょんに挨拶をし <br /> いきなり百本の薔薇を差し出し <br /> ブルーハッツの情熱の薔薇を歌い出した <br /> ボインちょんはうっとりとした微笑みを浮かべ <br /> 私は嫉妬のあまりシコシコシコを始めた <br /> 私が果てる頃、二人はどこかに消えていた <br /> <br /> 私は悲しくてニャーニャー哭いた <br /> ひとり近くを流れる猿田川に行き呆然としていた <br /> <br /> つづく
878: 12/21 19:20 wlLVNZKA 私は川に向かってニャオーンと <br /> 大声で哭いた <br /> 川面に鯰が浮いてきて <br /> 私にニコリと微笑んだ <br /> その表情はどこかボインちょんの面影があり <br /> 私は少し微笑んだ <br /> <br /> その時である <br /> 携帯電話がリリーンと鳴った <br /> 鯰道夫からだった… <br /> <br /> 「もしもーし、道夫だけど、今度刺青入れるんだけど、君のお勧めはあるかな？あ、ウンコとかは勘弁してよ ニヤニヤ」 <br /> 東京の足立区で会った時に糞か渦を巻くタトゥーをすでに入れていたことを思い出しながら、 <br /> こいつは次にどんなタトゥーを入れるのか？ <br /> 知らんわ、お前が自分で決めろや、と思った <br /> しかし私は怖かった・・ <br /> <br /> 胸に糞が渦を巻くタトゥーを顔にも入れろよ！ <br /> と言ったら怒られた <br /> 怖がりな私は平謝りで謝罪のメールを直ぐに出した <br /> <br /> ご指摘の件大変申し訳ありませんでした <br /> 以後同じ同じ過ちを犯さぬようきをつけます <br /> 以下略 <br /> <br /> メールを送ってから数分後 <br /> 返信が来た <br /> <br /> 右カタに友愛って彫ることにしたわ！ <br /> 彫り終わったら秋田に会いに行くよ <br /> <br /> 二行だけの文に、私は恐ろしくなって閉じた <br /> <br /> その時である！ <br /> <br /> 川原の草むらの中に裸の男と女の姿を見たのは…。 <br /> 眼鏡をかけ直してじっと観察すると、あの2人だった… <br /> <br /> つづく
879:鯰特捜隊 隊長 12/21 19:21 wlLVNZKA 草村の中でボインが揺れていた <br /> 何度も何度も揺れていた <br /> <br /> 私はショックで打ちのめされながらもフルボッキしていた <br /> <br /> 副隊長と一度目が合うとバツが悪そうな顔をして苦笑いを浮かべていた <br /> 彼の顔をみて不覚にも射精してしまった <br /> 私はちっぽけ、いや、ちんぽけな人間だと思った・・ <br /> <br /> つづく <br /> 101 ：隊長 ：2022/08/20(土) 05:05:58.53 ID:7BEWZ2ZH0.net[1/6] <br /> 眠れぬ夜にはいずみを聞いた <br /> 透き通るボイスに酔いしれた時 <br /> 道夫からメールを着信した <br /> <br /> おお友よ 村の片隅の竹林にある深い池だ <br /> そこに黄金の糞は眠る <br /> <br /> 宝のありかを示す暗号だろうか？ <br /> 私は道夫さまに返信するのを忘れ <br /> 出発の準備にとりかかった <br /> <br /> つづく
880:鯰特捜隊 隊長 12/21 19:22 wlLVNZKA 私は招き猫のマスクと高枝キリバサミを持ち、 <br /> 翌日、街を流れる一番大きな川、 <br /> 雄物川の草村に私はいた <br /> <br /> 金でできた糞を探す旅に出たが <br /> その場所は何処なのか <br /> 検討もつかなかった 村の隅々を歩き回った挙げ句、川原にたどり着いたのだ <br /> <br /> 草村にいると <br /> 昨日の記憶が甦る <br /> <br /> 2人の裸の男と女は叫び声を上げていた <br /> <br /> いけいけ、 <br /> イクイク <br /> いい、いけ！ 「だぁー」気持ちいい、 <br /> 発射！！ <br /> <br /> 思い出したらまたフルボッキしてきた <br /> <br /> 私はモヤモヤした気分で川をさかのぼった <br /> <br /> すると、一軒のドライブインにさ迷い出た <br /> <br /> かわどら？ <br /> これが河ドラか・・ <br /> <br /> 続く・・
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