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過去ログ倉庫@秋田ring

北秋田市
897: 11/12 23:21
『県の危機管理ずさん、インフル集団感染 北秋田市への連絡遅れる』
北秋田市の鷹巣病院(中朗院長)の季節性インフルエンザ集団感染は、県の危機管理の対象
だったが、担当部局は死者発生の連絡を受けて状況を把握しながら、県危機管理計画で定められた
地元自治体との連携を図らなかったことが11日、分かった。北秋田市への連絡は、県が最初に
事態を知った2日から4日後で記者発表の直前。庁内の連絡、危機管理の体制がずさんだったことが
浮き彫りになった。

県によると、インフルの集団感染で4人死亡の連絡が、同病院から県北秋田保健所に入ったのが2日
午前11時45分ごろ。感染症のまん延も危機管理の対象だが、感染症担当の県健康福祉部次長が
大石勤県危機管理監に伝えたのは5日午後4時ごろだった。同計画では、30分以内で可能な限り早く
危機管理監に連絡するよう定めている。

県によると、2日に連絡を受けた同保健所職員4人は、午後2時に同病院へ出向き、状況確認。
同5時に県健康推進課に報告した。同課課長は有給休暇中で、自宅で同課職員から電話を受けた。
情報の伝達はこの段階でいったんストップ。中野惠県健康福祉部長が事態を把握したのは祝日の3日午後。
私用で外出中、秋田市内で同課職員と偶然会い、知らされた。中野部長は「課長から自分に報告するよう
この職員に話し、待っていた」としている。

中野部長に正式情報が入ったのは4日。感染防止策の指示を同課に出し、自身は同日に県庁で行われた
叙勲などの伝達式立ち会いなどの通常業務を行った。医療機関の監督などを担当する医務薬事課への連絡も
同日だった。海外出張中の1人を除く2人の次長が知ったのは、さらに1日後の5日午後4時だった。
佐竹敬久知事まで届いたのは、県が事態を発表する直前の6日昼だった。
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