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過去ログ倉庫@秋田ring
下アマ野球総合2
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鹿実の戦力左腕二枚看板が軸/光る集中打、終盤に粘り
県勢最多17度目の出場をつかんだ鹿実は、チーム打率
こそ2割7分に満たないものの、準々決勝と準決勝で
サヨナラ勝ちを収め、勢いに乗った。数少ない好機を確実に
ものにし、堅い守りで競り勝ってきた。
■ ■
投手陣は、用皆と野田の両左腕が軸となる。
用皆はキレのある変化球で打ち取る“技巧派”、一方の野田は右打者の
内角をえぐる140キロ超の直球が武器の“速球派”。違うタイプの
両輪が、完投に継投にフル回転で鹿実をけん引する。
用皆は、打者の手前でワンバウンドしても空振りを取れる、
キレ味鋭いスライダーが生命線だ。県大会は5試合、約30回を
投げて失点4奪三振30。決勝の樟南戦は8回途中で降板するまで、
被安打3と気迫のこもった投球が光った。2年野田はピンチに動じ
ない精神力が魅力。4試合中3試合に2番手登板し、約21回を
投げて被安打6無失点と抜群の安定感を誇る。大会序盤は精彩を欠いたが、
勝ち進むにつれ調子を上げた。鹿児島大会での登板はなかった右腕茅野も
控える。
守備は厳しい練習で鍛えられており、春県大会が6試合2失策、
夏は6試合4失策と内外野ともに堅い。捕手関山の送球も安定感を
増しており、盗塁も簡単には許さない。
■ ■
打撃は、チーム打率2割6分8厘と、
大会を通して相手投手を打ちあぐねた。
しかし、2戦連続のサヨナラ勝ちで決勝進出を決めると、
樟南との決勝でも1、2回の好機にキッチリと適時打を集め、
好左腕・戸田を攻略した。
打線に勢いをもたらすのは1番の主将藤田。
今チームが目標とする「強く低いゴロ」を自ら実践する。
確実な犠打と、勝負強い打撃が持ち味の2番亀甲とともに、
好機を切り開く。中軸は破壊力のある用皆、川崎、浜田の左打者に、
「飛距離は内之倉(鹿実−元ダイエー)以上」(宮下正一監督)
という右打者・揚村が続く。下位にも、長打力のある関山
俊足巧打の豊住をはじめ、バントやエンドランの小技に優れ、
県大会で打率4割超と暴れた平山が控える。
上前次1-新見写
001-051-101-151-201-
251-301-351-401-451-
501-551-601-651-701-
751-801-851-901-951-
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