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過去ログ倉庫@秋田ring
下ニュース速報
292: 5/16 13:10
今年は沈没事故…またも韓国への修学旅行中止に
10月に韓国への修学旅行を予定していた秋田県立能代松陽高校(能代市)が、保護者らの反対を受けて行き先を国内に変更していたことが15日、分かった。
旅客船沈没や地下鉄の追突事故など、韓国で交通機関の事故が相次いだことが原因。
同校は「保護者と生徒の希望なので尊重した。国内旅行が無事にできるよう準備を急ぎたい」としている。
同校によると、修学旅行は10月20〜23日の3泊4日の日程で、2年生約220人がソウルへ行く予定だった。
ところが、4月16日に旅客船「セウォル号」の沈没事故が発生。生徒や保護者から安全性を不安視する声が上がり、同27日に開いた保護者の会合では、「安全が確保されない所に行かせるのは不安」などの意見が噴出したという。
5月初め、同校が保護者に旅行の参加承諾書を提出するよう求めたところ、200人以上が韓国行きを承諾しなかった。
このため、学校側は承諾書提出と合わせて行ったアンケートで希望の多かった関西方面へ行き先を変更し、13日付の文書で保護者に伝えた。
武藤正則教頭は「自由行動で地下鉄に乗る生徒もいると思うので、地下鉄事故にも不安を感じたのかもしれない」と推し量った。
同校は、能代商と能代北を統合して昨年度開校。ロシア語や中国語、韓国語を選択科目で学べるなど、
国際教育に力を入れている。昨年も韓国へ修学旅行に行く計画だったが、北朝鮮のミサイル発射問題で関西に変更。海外への修学旅行は実現していない。
武藤教頭は「学校の理念は変わっていない。来年こそ実現したい」と話している。
県教育委員会は「修学旅行の行き先は学校の判断に任せている」。
現在、他の県立高校3校が韓国行きを予定しているが、変更の連絡は受けていないという。
また、9月に3年生が韓国に行く計画の大館国際情報学院中学校(大館市)は「正式決定ではないが、今のところ保護者から反対の声は出ておらず、変更の予定はない」という
県は、秋田空港のソウル線を維持するため、修学旅行に補助金を支出しているが、北朝鮮のミサイル問題などもあり、韓国への訪問校は減少しているという。
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