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過去ログ倉庫@秋田ring
下働きたいけど仕事がないB
370: 10/9 9:4
誰かが言った「正社員になれる確率が低い」と、それは学歴でほぼ決まるのである。
そこで低学歴者の置かれている立場を理解していただくためにも、貴重なデータがあるので御覧にいれよう。
学歴ごとの有職率を年齢で区切ったデータは先日記述した。今回はその有職率をもっと掘り下げ、学歴毎の正社員率を提示する。
毎年5月に発表される有職者正社員率であるが、前年度の雇用形態から割り出される数値であり在学中の内定者を含まないデータであることを補足説明とする。
【学歴による正社員率】
平成22年5月発表、前年度の学歴別正社員率
中学卒 38.5%
高校卒 56.3%
高専卒 64.0%
専門・短大卒 68.5%
大学卒 82.7%
大院卒 84.2%
男性 79.3%
女性 56.8%
15〜19歳 61.6%
20〜24歳 63.9%
25〜29歳 69.9%
30〜34歳 70.1%
このデータが示すように、低学歴者は正社員に程遠い現実が分かる。
公務・企業側としても高学歴者から採用するのは当然であり、低学歴者は社会全体が受け入れないのである。
尚且つ女性の正社員率が低い、これは高偏差値高学歴になればなるほど女性の占める割合が減少するから当然の結果といえよう。だが性別問題は他にもあり、学歴は一つの理由程度に留めていただきたい。
年齢別ではほぼ横ばいとなっているが、20代前半と後半の大差が顕著に分かる。つまり20代後半で正社員にありつけなければお先真っ暗であり、30歳を過ぎれば職探しそのものが難しくなる。
それらを総合的に考えると中高卒低学歴で30歳過ぎとなれば正社員はまず諦めるしかなく、非正社員として働くしかない。
人生の別れ道は20代後半にあり、この年齢まで学歴取得・資格取得・人脈構築などの結果を出せなかった底辺は高確率で非正社員として30歳以降落ちこぼれ人生である。
底辺人生が確定してるのであればアルバイトやパート、派遣でも働けるだけマシだと理解し、正社員を目指さぬ方が無難に仕事にありつけると言えよう。嫌ならパチンカスでもコジキでもやれば良い、底辺にはお似合いである。
身の丈に合った職選びとは、そういう事である。普通の就活を諦めているハロワ組なら尚更そうである。
実際に高学歴者と低学歴者が肩を並べて仕事など出来ない、低学歴者を雇用するメリットは無い、低学歴者が集まるハロワに優良企業は求人を出さい、低学歴者に生産性は見当たらない、せいぜい非正社員として細々と営んでいれば社会は上手く回るのである。
ハタラキタイケドシゴトガナイヨー
セイシャインニナレルカクリツガヒクイヨー
低学歴のハロワ組だからである、良くて低偏差値校卒であろう。普通以下の底辺だからこそ、そんな悲観的な視点しか持てないのである。
普通の人には仕事があり、もちろん正社員であり、ハロワに通わずとも容易に転職できる。有能者ともなれば正社員率8割を超える高水準にあり、底辺と雲泥の差があると言わざるをえない。
以前提示したデータ「学歴別就職率」と、今回のデータ「学歴別正社員率」、この二つだけでも底辺の社会的無価値さは明らかである。
社会的風潮がそのまま数値化されているという見方もでき、更に底辺が切り捨てられる数値になって欲しいものだ。
上前次1-新見写
001-051-101-151-201-
251-301-351-401-451-
501-551-601-651-701-
751-801-851-901-951-
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