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下大館スレPART4
898:秋田県人 11/22 8:44
焼却灰 搬出元に返却へ 大館と小坂で一時保管 処分業者が計画 秋田
(2011年11月22日 読売新聞)
大館市と小坂町の焼却灰を巡る問題で、両市町にある最終処分場の親会社「DOWAエコシステム」(東京都)は21日、
両処分場近くの仮置き場などに一時保管中の関東方面などから搬入された灰計約245トンについて、
12月3〜5日、排出元の自治体などに返却する計画を県と両市町に提出した。
両市町では地元の市民団体から搬入再開や、灰の一時保管に反対する声が上がっていた。
両市町では7月、千葉県松戸市や流山市から、国の基準値を超える放射性セシウムが検出された焼却灰が運び込まれたことがわかり、搬入を一時中断。
既にJR大館駅まで運ばれていた 神奈川 、千葉、埼玉、栃木、茨城、静岡の6県の清掃センターなど
11か所から運ばれたコンテナ25個分などの灰が、大館、小坂の両市町の仮置き場に保管されていた。
DOWA側は両市町などと搬入再開を目指して協議していたが、「現状では搬入再開のめどが立たない」として返却を決めた。
計画では、仮置き場2か所のコンテナをトラックと、JR貨物の貨車で排出元の施設へ返却する。
灰の撤去後、仮置き場周辺で空間放射線量を測定する。
DOWA側は今月から排出元の自治体や一部事務組合に返却を打診し、返却のめどが立ったとしている。
DOWA側は「いったん返却した方がよいと判断した。搬入再開に向けた協議は継続する」としている。
大館市は、地元の反対運動を受け、市内で仮置きしている灰を返すようDOWA側に求めていた。
同市の佐藤孝弘環境課長は「住民の同意を得ることは難しいという現状に基づいた判断と理解している」と話した。
小坂町の赤川克宗副町長は「搬出元の自治体に迷惑を掛けるが、受け入れ再開のめどが立たない以上、やむを得ない」と話した。
大館市の「放射能を拡散させない市民の会」の石田寛会長(64)は
「コンテナが近くにあり、住民の不安を招いていた。返却は率直にうれしい。今後は埋却灰の放射性物質の調査を強く求めていく」と話した。
一方、排出元では最も多いコンテナ9個分(約85トン)の灰の返却について、DOWA側と協議中の千葉県市川市は市内に最終処分場がなく、
従来、市外の処分場に埋却を委託していた。同市環境清掃部は「委託先に(返却分を)受け入れてもらえるか確認している。鋭意努力するしかない」としている。
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