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下能代市９
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能代市不明金:主査が着服、懲戒免職 借金穴埋めに４３６万円 ／秋田
毎日新聞 2014年03月30日 地方版
能代市は２９日、保健センターや本庁などで徴収した使用料など計約４３６万円が不明になった問題で、健康づくり課の赤塚智美主査（３９）が公金を着服、横領したことを認めたと発表した。これを受け、市は同日付で、赤塚主査を懲戒免職処分にした。
公金が不明になったのは、保健センターで２０１２、１３年度に徴収したがん検診などの使用料と、本庁と二ツ井町庁舎で０９、１０年度に徴収した税務関係証明手数料。
市によると、どちらの現金取り扱い事務も赤塚主査が担当していたという。
市は不明金が発覚してから、保健センターなどに勤務した職員から聞き取り調査したが、赤塚主査は着服を否定。このため、市は「内部調査では限界がある」として被害届を能代署に提出していた。
今月２７日になって、赤塚主査が市に対し、公金の着服を認め、家族とともに謝罪した。借金を穴埋めするため、着服を繰り返していたという。
斉藤滋宣市長は「市民の皆様に対し、重ねておわび申し上げるとともに、市政の信頼回復に向けて、全力で取り組む」とコメントした。今後、弁償を求めていくという。
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