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(仮)掲示板@秋田ring

北朝鮮の工作員は秋田から侵入!
24:恐ろしい・・・ 3/14 17:58
日本人が日本人を集団で殺害…関東大震災直後の忘れられた事件 現代に通ずる差別意識と偏見の暴走

2023年8月7日 12時00分
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 人々に忘れられた虐殺がある。関東大震災直後に千葉県検見川町(現・千葉市花見川区)で、暴徒化した自警団に「不逞ふてい鮮人」と決めつけられ、沖縄をはじめとする3人の地方出身者が殺害された「検見川事件」だ。背景には、在日朝鮮人への蔑視にとどまらず、異質な存在それ自体に対する差別感情が見え隠れする。震災から間もなく100年。依然としてデマを妄信し、排他意識を振りかざす現代の日本人に与える教訓は大きい。(西田直晃)

◆沖縄、秋田、三重県出身者が犠牲「検見川事件」
「検見川事件」を調査し自費出版した島袋和幸さん=東京都葛飾区で

 「日本人が、集団で日本人を殺す。考えられないことさえ起きています」

 この20年ほど、「検見川事件」を独自に調べてきた島袋和幸さん(75)=東京都葛飾区四つ木=は目を大きく見開き、声を張り上げた。傍らには、調査や自身の見解をまとめ、自費出版した「資料集」がある。

 事件は震災から4日後の9月5日に発生。被害者は沖縄、秋田、三重県出身のいずれも20代の男性で、東京から旧花見川を渡って避難していた。島袋さんが入手した当時の新聞などに惨状が記されている。
 「三名を不逞鮮人の疑いありと巡査駐在所に同行、人々は数百人(中略)三名を針金にて縛り殺したものである」(法律新聞・1923年11月3日)
 「警察署の身元証明書を出して哀訴嘆願するにも拘かかわらず(中略)滅多斬めったぎりに惨殺した」(山形民報・同年10月18日)
 「死骸を花見川に投棄」(宮武外骨『震災画報』)

 現場が旧幕張町と近接しているため、新聞紙面によっては「幕張事件」とした記事もある。裁判の結果、青年団に所属し、震災時に自警団活動をしていた10人が有罪になった。
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