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車好き集合 4台目
- 621 :秋田県人 :2014/06/06(金) 09:35 ID:MhIg4LJM
- >>601,602
↓がタックインの定義。
アンカーともども覚えようw
アクセルを戻すことによって発生するエンジンブレーキがフロントにかかり、結果として旋回力が増幅する。これは、高横加速度旋回中の車両の姿勢が、タイヤ(基準は後輪)のスリップアングル相当に内向きとなっているためである。つまり、低速時の旋回姿勢(内輪差という言葉とともに自動車教習所で習う)とは逆になっている。フロントタイヤのエンジンブレーキ=より内側でのブレーキは、進もうとする車体の重心の動きとともに旋回力を生む。また、旋回と駆動の両方に使われていた前輪のグリップが、エンジンブレーキへと切り替わる一瞬だけは旋回のみに使われることになり、一時的に前輪のグリップが上がり、タックインのきっかけとなる。
なお、車両の前後輪荷重移動によるタイヤのグリップの増減は、タックインとは無関係である。荷重移動によるリアの振り出し(テールスライド)は、フットブレーキによる操作でも行えるが、それはタックインではない。タックインとは、前輪駆動方式の自動車のアクセルオフによる独自の挙動を指す用語である。
後輪駆動のアクセルオフによるテールスライドもタックインとする考え方は、同じ原理では説明できない。また、説明しようとすると荷重移動を根拠にするしかなく、その場合、フットブレーキがきっかけでもタックインが起こることになってしまう。よって、アクセル操作がもたらす急激なオーバーステア挙動をタックインと呼べるのは、論理的に前輪駆動方式の自動車だけとなる。
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