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事件事故情報�C

111 ：秋田県人 ：2014/05/03(土) 09:29 ID:NnEHU006

2014/05/02 魁
　県警、収賄容疑で秋田市職員逮捕　配管修繕めぐり謝礼

　秋田市上下水道局発注の配管修繕工事をめぐり、受注に便宜を図った見返りに業者から釣り船用船外機を受け取ったとして、県警は１日、収賄の疑いで同局主席主査長谷川洋容疑者（５３）＝同市桜１の１０の３４＝を、贈賄の疑いで機械器具設備会社「高富製作所」（同市土崎港）の社員高橋良平容疑者（４２）＝同市新屋勝平町２の６＝を逮捕した。県警は同日、両容疑者の職場や自宅など関係先十数カ所を家宅捜索した。（関連記事２３面）
　逮捕容疑は今年２〜３月ごろ、仁井田浄水場の配管修繕工事で、高富製作所が市と随意契約を結ぶ便宜を図った謝礼として、長谷川容疑者が高橋容疑者から船外機１台を受け取ったほか、長谷川容疑者が所有する釣り船に取り付け工事をさせて計１２０〜１３０万円相当の賄賂を授受した疑い。県警捜査２課によると、長谷川容疑者は容疑を認め、高橋容疑者は謝礼の趣旨について一部否認している。
　上下水道局によると、修繕工事は２０１３年９月に発注。河川水の沈殿池にたまった泥を取り除くための配管を修繕する内容で、競争入札を行わずに任意で業者を決める随意契約だった。契約額は１０５２万円。工期は１３年９月〜１４年１月。
　同課や市によると、長谷川容疑者は１９８７年４月に市に採用され、１２年４月から上下水道局浄水課の主席主査。係長に次ぐポストで発注工事の業者の選定に加わり、今回の工事では高富製作所との契約を上司に提案。上司も競合他社について十分確認せずに、契約を決めたという。
　高橋容疑者は登記上は社員だが、父親が経営する高富製作所の実質的なナンバー２で、社内では「専務」と呼ばれていたという。主に営業を担当していた。
　長谷川容疑者が主席主査に就いて以降、同社は同局発注の工事を他にも受注。県警は余罪の有無や謝礼の授受に至った経緯などを調べる。