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モバゲーC
- 20 :秋田県人 :2016/07/29(金) 05:19 ID:???
- 日本人拉致の実行犯として日本から引き渡しを求められている北朝鮮の工作員、辛光洙容疑者が8年ぶりに公の場に姿を現し、関心を集めている。
辛光洙容疑者は1978年の地村保志・富貴恵夫妻の拉致、1980年の中華料理店員原敕晁さんの拉致の実行犯として国外移送目的略取容疑で10年前に日本の警察庁によって国際指名手配されている。
辛容疑者は原敕晁さんになりすまして旅券を不正取得し、韓国に浸透し、工作活動していた1985年に同国で逮捕され、死刑判決を受け、収監されていたが、金大中政権下の1999年に恩赦で釈放されていた。翌年の2000年6月に金大中大統領が平壌を訪問し、金正日総書記との間で首脳会談が実現したこともあって他の「非転向長期囚」62人と共に同年9月に北朝鮮に送還されていた。
辛容疑者は拉致した地村夫妻に平壌市内の招待所と呼ばれる施設で半年間にわたって朝鮮語を教えていただけでなく、1977年に拉致された横田めぐみさんにも拉致直後から「教育係」として朝鮮人化教育を施していたいとされ、めぐみさんの拉致にも関与した疑いが持たれている。
日本政府は日朝交渉の場で辛容疑者の日本への引き渡しを求めているが、北朝鮮は容疑を否認し、日本側の要請を拒んでいる。その他の実行犯についても「そのような人物は存在しない」と白を切り、日本の求めに応じていない。
辛容疑者は北朝鮮では他の「非転向長期囚」と共に「不屈の統一愛国闘士」扱いされていることから犯罪者として日本に引き渡すことはないとみられているが、日本は拉致問題の全容解明には実行犯への事情聴取が不可欠として、拉致実行犯の中心人物である辛容疑者の引き渡しを強く求めている。
辛容疑者は2008年9月の建国60周年閲兵式観覧を最後に消息が途絶えていた。本来ならば出席してしかるべき2010年9月の送還10周年記念行事にも姿を現さなかったことから「重病説」が流れていた。
続きます
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