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過去ログ倉庫@秋田ring

外旭川へのイオン進出について
668:秋田県人 3/4 13:27
地方都市 広がるコンパクトシティー
富山市 公共交通軸に居住誘導

住宅、病院や商業施設などの都市機能を中心部に集め、住みやすい町づくりを目指すコンパクトシティーが注目されている。
人口減少に悩む地方都市にとって、町の再生の切り札となるのか。各地の取り組みを追った。

秋田市 構想は依然手探り

人口減少が深刻化した2000年代以降、コンパクトシティーが全国に
広がった。 人口約42万人の富山市では、06年の「富山ライトレール」開業
に続き、09年には市内電車を環状線化。 新規格線を整備した路面電車をはじめ
公共交通を活性化し、交通結節点の中心市街地と沿線に居住を誘導する
コンパクトなまちづくりを進めている。 誘導エリアでの住宅購入やマンション建設に補助金を出し
緩やかな人口の移動を目指す。
こうした施策をきっかけに、中心市街地で民間投資が活発になり、大型の市街地再開発事業が
相次いでいる。高齢者が車に頼らなくてもまちに出られるよう、
定額100円で公共交通を利用できる特別な「おでかけ定期券」を市が高齢者向けに発行するなど
ユニークな施策も組み合わせている。 中心市街地にはまだ空き店舗が目立ち、取り組みは道半ば
だが、近年ではOECD(経済協力開発機構)がリポートに取り上げるなど、
高齢化や環境問題に対応したまちづくりの先進事例として国際的にも評価されている。
同じくコンパクトシティーを目指す人口約32万人の秋田市。
中心市街地は端から端までゆっくり歩いて30分ほど。
飲食店や洋服店が並ぶ地区を抜けると人影はまばらになり、空き地が目立ち始める。
秋田県の人口減少率は都道府県で最も高く、
県庁所在地の秋田市でも2040年の人口は、25%減の24万人と予測されている。
市はコンパクトシティー政策で中心部に商業施設や住宅などを集めるとともに、
郊外と交通ネットワークで結び、暮らしやすさと市街地活性化の両立を狙う。
12年開業の複合商業施設の隣に2千人規模のホールを持つ文化施設を整備し、
まちなかににぎわいを取り戻すビジョンを描く。
しかし、財政難もあって、投資は限定的。交通ネットワークはバス路線の改善や自転車道路の整備にとどまり、
中心部への移住に補助金を出すといった誘導策も不在。構想は依然、手探りの状態だ。
こうした中、市中心部でリノベーション(改修)された築45年のビル1階にカフェがオープン。
近くのバー2店とともに連日にぎわいを見せ、町の活気を下支えする民間の動きも少しずつ芽生え始めている。
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