3秒後、自動的に【PC/SPページ】にジャンプします。
雑談掲示板@秋田ring
下質問スレpartI
337: 4/19 12:27 tOkYXpRM
ビューゲルスの不等式を用いて、簡単な積分計算を行ってみましょう。
例えば、求積問題である次のような積分を考えます。
$$
\\int_{0}^{1} \\frac{x^{3}}{(1+x)^{3}} dx
$$
この積分を計算するために、部分積分を行います。$u = \\frac{1}{(1+x)^2}$、$dv = x^2 dx$ とおいて、$v = \\frac{x^3}{3}$ となります。
$$
\\begin{aligned}
\\int_{0}^{1} \\frac{x^{3}}{(1+x)^{3}} dx &= \\left[-\\frac{x^3}{2(1+x)^2}\\right]_{0}^{1} + \\int_{0}^{1} \\frac{3x^2}{2(1+x)^2}dx \\\\
&= -\\frac{1}{2(1+1)^2} + \\left[ -\\frac{3x}{2(1+x)} + \\frac{3}{2}\\left(\\ln(1+x)-\\ln(2)\\right)\\right]_{0}^{1} \\\\
&= \\frac{1}{2} \\left(\\frac{5}{8} - \\ln(2) \\right)
\\end{aligned}
$$
このように、部分積分を行って厳密な値を求めることができますが、ビューゲルスの不等式を使うことでもう少し緩い上界を求めることができます。
上前次1-新書見写
001-051-101-151-201-
251-301-351-401-451-
501-
[戻る]