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働きたいけど仕事がないB
- 919 :名も剥げ :2010/12/04(土) 03:44 NVk00lL proxyc138.docomo.ne.jp
- 自分も読んだが読解力ではなく低学歴無能者を無駄に働かせるための論法と、赤木智弘さんが何処の著名人か知らぬが高齢化社会を正確に把握していないのが分かる。
まず若者と中年の100%が働いたとしても、高齢者の中には働かねば生きて行けぬ者が居る。
退職まで貯えが作れなかった者、財産を失った者、ローンが残る者、ハタラキタイケドシゴトガナイヨーだった者、当然老後も働かねば生きれない。
赤木氏が提唱する論説では労働者が支えるとだけ簡単に言い捨てているが、高齢者から仕事を奪うだけの金銭を支給できると言うのだろうか。
低収入労働者と高収入労働者がそれぞれ満足するだけの退職金や老後給金を支給出来ると言うのだろうか、常識的に考えて不可能である。
なぜなら赤木論法が施行された場合、高齢者扶養比率からすれば2.5人で一人の高齢者を支えていく訳だから多額の金銭が労働者賃金から高齢者給付金として差し引かれる計算になる。
これでは若者が老人になる前に生活が破綻し、首吊りロープを手にするしかなくなるのである。
実数を用いた例とすれば収入の途絶えた高齢者に月20万の給付金を出すとした場合、労働者一人当たりの給料から8万もの大金が高齢者給付金として差し引かれる計算になる。
更に税金や福利厚生の差し引きも考慮すれば、労働者が手にする現金は雀の涙である。
こんな馬鹿げた制度を引っ提げて若者を働かせろと言ったところで本末転倒であり、まだ年金制度の方がましだと言わざるをえない。
そしてこの論法には重大な欠点がある。
金をやるから働くなと高齢者に突き付け、労働者が全負担を背負うことになる致命的な欠点である。
年金制度は職業や納めた額と期間等により支給されるため、高齢者でも場合によっては働く必要がある。
それを根絶やしにした上で、全高齢者の老後保障を労働者に負担させようと言うのである。
これでは労働者そのものが働く意欲が無くなるのではなかろうか、少なくとも自分はそんな偽善が生み出す空論では社会が成り立たない論説だと位置付ける。
赤木論法を鵜呑みにバンザイの低学歴者も多々居るようだが、社会を良くするだけの能力に欠けた論説である。
そもそも2.5人で一人の高齢者を支えねばならぬ御時世において、何万円までなら高齢者給付金として賃金から出せると言うのだ。
そこを考えれば赤木論法の誤算が明確であろう、とてもじゃないが全高齢者を無職に追い込むだけの理由は見当たらない。
「ハタラキタイケドシゴトガナイヨー」の低学歴低能者くらいではないか、くだらない赤木論に一喜一憂して舞い上がるのは。
そんなことだから年の瀬が近付いても無職のままで、みすぼらしい底辺人生なのである。
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