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レス数が 1000 を超えています。残念ながらこれ以上は書き込めません。

秋田県政B

284 :ピーキー :2016/01/02(土) 23:36 ID:wGID8cTw
私は舗装工でした。

敷鉄板は実家が土建屋でしたので子供の頃から見慣れていましたし、仕事でもよく使っています。

事故現場に敷かれていた鉄板は表面がツルツル新品でした。

人間は初めて見る物をうまく認識できないものです。

敷鉄板だとは認識していましたが、あれほどに新しい鉄板は今まで見た事がありません。

通常、工事現場に使われている鉄板は多少なりとも錆びていて表面に僅かな凸凹があるものです。

タイヤがこの上を通過した際、この凸凹が鉄板に付着した水分に乱流を起こしベアリングの役目となって、タイヤが踏んだ水分の排出を容易にします。

ところが表面が滑らかだと、タイヤに踏まれた部分とそうでない部分の圧力差で逆流現象が起こり、タイヤの下敷きになった水分が逃げれずに低速度でもハイドロプレーニング現象が発生することは流体力学の世界では常識です。

つまり、経験で30キロという速度を算出したのは、坂道のきつさ、従来の鉄板のグリップ度からです。

ついでに徐行運転とは、すぐに止まれる速度が定義になっています。

しかし、この様にスリップが発生した場合にブレーキやアクセルコントロールが如何に危険か雪国の人ならご存知のはずですね。

ハイドロプレーニング現象では、タイヤのグリップが回復するまで余計な事はやらないが当たり前。

その甲斐あって鉄板はうまくやり過ごせましたが、急激なタイヤのグリップまでは対応できなかった訳です。

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