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海釣り専門スレB
- 782 :名も剥げ :2010/11/27(土) 22:07 ID:rq6VyI9k0 i222-150-30-83.s02.a005.ap.plala.or.jp
- >>781さん
コピペですみませんが、参考になれば。
秋田県沿岸は対馬暖流の影響下にあり、初冬でも水温は意外に高く、気温の低下に伴って次第に表層が冷やされていきます。が、水深100mでも15度前後もあり、表層よりも高い場合もしばしば。一方、ハタハタが生理的に耐えられる水温はほぼ13度。成熟した親魚が沿岸藻場へ到達するためには、水温の壁を越えなければなりません。寒冷前線はこの壁を解消する役割を果たします。海上を激しく吹く風や大きな波浪によって表層と中層の水が活発にかき混ぜられ、冷やされた海水は比重が大きくなり下層へ沈み込んでいきます。これが繰り返されることにより、沿岸水温は表層から水深150mほどまで等温化し、ようやくハタハタは藻場へたどり着くことができます。
産卵は水深1.5〜2.5mほどの藻場で行われます。夕方頃から雄が藻場周辺に集まってきます。雌は午後9時頃から出現し、深夜から明け方にかけて、ホンダワラ類の茎と枝を巻き込むように卵塊(ブリコ)産み付けます。その色彩は、茶、緑、橙など変化に富み(写真)ますが、それは、個体ごとの餌成分や栄養状態、遺伝形質などの影響によるものと考えられています。
普段は深い海に棲みまったく姿を見せない魚が、お正月前の決まった時期に突然、大群を成して押し寄せてくる。魚を獲る技法が発達していない頃であっても、極く浅い岸寄りで大量に漁獲することができたハタハタは、まさに日頃信心する神仏がつかわした贈り物に思えたことでしょう
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