■掲示板に戻る■ 全部 001- 101- 201- 301- 401- 501- 601- 701- 801- 901- 最新50
レス数が 1000 を超えています。残念ながらこれ以上は書き込めません。 |
https://akitaring.net/bbs/test/read.cgi/log/1394695519/96原発等エネルギー政策について
原発等エネルギー政策について
- 96 :赤旗愛読者ww :2014/03/22(土) 21:01 ID:5IPjS5Lo
- さて、>>80で、福一事故において4号機の使用済み燃料が元で日本が破滅寸前まで追い込まれていた、と書いたが、それについてちょっと詳しく書く。
朝日新聞からコピペ
http://judiciary.asahi.com/articles/2012030800001.html
震災4日前の水抜き予定が遅れて燃料救う 福島第一原発4号機燃料プール隣の原子炉ウェル
奥山 俊宏(おくやま・としひろ)
東京電力福島第一原発の事故で日米両政府が最悪の事態の引き金になると心配した同原発4号機の使用済み核燃料の過熱・崩壊は、震災直前の工事の不手際と、意図しない仕切り壁のずれという二つの偶然もあって救われていたことが分かった。4号機の燃料の冷却に役だった水の相当量は、東日本大震災発生4日前の3月7日に外部に抜き取られる予定だったものの、改修工事の不手際で工程が遅れ、その結果として燃料貯蔵プールのそばに大量に存在しており、意図せざる仕切り壁のずれでできた隙間を通ってプールに流れ込んでいた。原子力安全・保安院の幹部の一人は「何かを人為的にやってそうなったのではなく、たまたまだった」と話している。
昨年3月11日に東日本大震災が発生したとき、4号機は定期点検中で、核燃料は原子炉内にはなく、548体すべてが使用済燃料プールに移されていた。もともとあった燃料をあわせると、4号機プールでは合計1331体の使用済燃料が水中に沈められた状態で保管されており、それら使用済燃料の崩壊熱の発生量は他の号機よりも2倍から12倍も大きかった。こうした状況で、津波に襲われて全ての電源が失われたため、プール水の循環冷却ができなくなり、燃料の崩壊熱で水温が上昇し、蒸発によって水の量が減りつつあった。
このような中で3月15日午前6時過ぎに4号機の原子炉建屋が爆発して大破した。このため、当時は、何らかの事情で核燃料が気中に露出して高温となり、水素ガスが発生して爆発したのではないかという見方が有力で、東電自身も「使用済燃料プールに貯蔵されている大量の燃料の冷却源がなくなったことから、プールの水位が徐々に下がり、燃料が(水面に)露出して冷却できなかったことから水素が発生して爆発したのではないか」という見方を示したことがあった(4月6日夜の記者会見で原子力・立地本部の松本純一本部長代理)。しかし、実際には、プールの隣にある「原子炉ウェル」という縦穴にあった水が、仕切りの隙間を通ってプールに流れ込み、燃料はほぼ無事だとみられることがその後の東電や政府の調べで分かっている。
(後略)
247 KB