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過去ログ倉庫@秋田ring

ネコさらい遺棄警察官
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魁web
警察官、近所の飼い猫を勝手に捕まえ遺棄か 数匹が不明に
2020年5月20日 掲載
秋田市の住宅街に住む40代男性警察官が、近所で飼われている猫複数匹を無断で捕まえて山の近くなどに捨てたとして、動物愛護法違反の疑いで書類送検されていたことが19日、関係者への取材で分かった。いなくなった猫のほとんどが今も戻っておらず、飼い主は悲しみを募らせている。

 関係者によると、警察官は市内の警察署に勤務。今年2〜3月、自宅敷地内に設置した動物捕獲用のおりで近所の飼い猫複数匹を捕まえ、市郊外の山の近くなどに遺棄した疑いが持たれている。

 書類送検は今月13日付。7匹の遺棄を認めているといい、裏付けの取れた2匹の遺棄について送検した。県警は事実関係について発表していない。県警監察課は「個別の案件には答えられない」としている。

 警察官宅の周辺では、自由に家を出入りする猫が複数飼われている。警察官は、自宅敷地内で猫のふん害が続くことに悩まされ、周辺の猫を居住地から引き離す目的で遺棄したと説明しているという。捕まえた猫は首輪がないことから野良猫と判断したとし、「虐待したり、殺したりはしていない」と話しているという。

 3月上旬、飼い猫がいなくなり周辺を捜していた近隣住民が、聞こえてきた猫の鳴き声をたどったところ、警察官宅の敷地内に設置された捕獲用のおりに捕まって出られなくなっているのを見つけ、発覚した。おりにはマタタビのような物があったという。住民から相談を受けた県警が捜査していた。
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