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仙北市・其の二
830: 12/15 16:51
仙北市、がれき受け入れ協議へ 市長、不燃物に絞り住民と意見交換

仙北市の門脇光浩市長は14日、岩手県から要請されている東日本大震災のがれき処理について
「私は受け入れたいとの思いで、今後の対応を考えている」と述べた。
対象を不燃物に絞り、近く住民との意見交換会を開いて協議する方針を明らかにした。
同日開かれた市議会の各常任委員会で報告した。

門脇市長は、佐竹敬久知事が「(岩手県沿岸北部4市町村のがれきが)国が示した安全指標の1キログラム当たり
100ベクレル以下を担保できる」と述べたことなどを踏まえ「市民と検討できる条件が整った」と説明。
不燃物処理場が市内に3カ所あることを踏まえ「陸路を前提とした運搬ルートや埋め立て容量を考慮すれば、岩手から
直近の田沢湖一般廃棄物最終処分場が当面の候補地として適当」と述べた。可燃物については、処理施設が改修中で
能力的に不安があるとした。

住民との意見交換会は年明けに市内数カ所で開く予定。市は庁内に部局長で構成する廃棄物受け入れ検討チームを設置、
職員が先月中旬に岩手県沿岸北部4市町村と宮古市を視察していた。
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