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釣り掲示板@秋田ring

エギング2杯目
467:秋田県人 9/14 19:19
 インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷対策として、上川陽子法相は14日、刑法の侮辱罪を厳罰化する法改正を16日の法制審議会(法相の諮問機関)総会で諮問すると発表した。侮辱罪の罰則は刑法で最も軽い「拘留(30日未満)または科料(1万円未満)」と規定されているが、新たに懲役や禁錮刑を導入する。

 侮辱罪は、不特定多数の人が知りうる状態で、人を侮辱した場合に成立する。法務省によると、法制審には、侮辱罪に「1年以下の懲役もしくは禁錮」「30万円以下の罰金」を加える案で諮問する。法定刑が引き上げられれば、公訴時効も1年から3年に延びることとなる。

 インターネット上の誹謗中傷を巡っては、2020年5月に、フジテレビの人気番組「テラスハウス」に出演していたプロレスラーの木村花さん(当時22歳)が、ネット交流サービス(SNS)の投稿で中傷された後に急死し、SNSを通じた悪意ある書き込みに社会的な関心が集まった。

 警視庁は、投稿者2人を侮辱容疑で書類送検し、東京簡裁が21年3〜4月に略式命令を出したが、科料9000円にとどまり、「罰則が軽すぎる。時代に合わせて引き上げるべきだ」とする意見が出ていた。

 人の名誉を守るための刑法の規定には、侮辱罪の他に名誉毀損(きそん)罪がある。法定刑は「3年以下の懲役もしくは禁錮、または50万円以下の罰金」で侮辱罪より重い。

 ただし、適用範囲の広い侮辱罪に対し、名誉毀損罪は社会的評価を下げる具体的な事実を示して人の名誉を傷付ける行為が罪に問われ、示した事実が真実だと証明された時は罪に問われないこともある。木村さんへの投稿は「性格悪いし、生きてる価値あるのかね」「いつ死ぬの?」などとした抽象的な暴言で、名誉毀損罪の適用は困難だったとみられる。

 こうしたことから法務省は、名誉に対する罪の見直しを検討してきた。名誉毀損罪の法定刑は「相応に重い」としつつ、侮辱罪との差がありすぎると判断。時に人を死に追いやるなど深刻な被害をもたらすこともあるネット上の誹謗中傷には、厳正に対処すべきだとの意識が高まっていることを踏まえ、侮辱罪も、名誉毀損罪に準じた重い罰則とすることが必要と判断した。
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251-301-351-401-451-
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